2018年3月26日月曜日

「後妻打ち」という恐ろしい風習((((;゚Д゚))))

今日は毎月恒例のお能の日
※演能中は撮影禁止ですよ。

今日の演目の一つは「三山(みつやま)」
「大和三山」と呼ばれる
天香久山
畝傍山
耳成山
は、古来から男女になぞらえられてきました

万葉集 巻一の13にも 中大兄皇子の歌として

高山波  雲根火雄男志等  耳梨與  相諍競伎  神代従  如此尓有良之  古昔母  然尓有許曽  虚蝉毛  嬬乎  相<挌>良思吉
(香具山は  畝傍を愛しと  耳成と  相争ひき  神代より  かくにあるらし  古も  しかにあれこそ  うつせみも  妻を争ふらしき)

こんなふうに歌われたりしてます。

こんな時代から日本人は擬人化が好きだったようです(違

この歌では、香具山と耳成山が男。
畝傍山が女になっていますが、
能の「三山」では、香具山を男。
畝傍山と耳成山を女に擬えています。

まあストーリーはどうでもいいとして、
この話の中に、「後妻打ち(うわなりうち)」という風習が出てきます。
今まで知らんかった言葉なんですが、字面がすでに恐ろしいw

グーグル先生に聞いてみる

ウィキペディアより

後妻打ち(うわなりうち)とは、日本の中世から江戸時代にかけて行われた風習のこと。夫がそれまでの妻を離縁して後妻と結婚するとき、先妻が予告した上で後妻の家を襲うというものである。

なにそれ怖いwww

ちゃんと予告するらしいですよ

まず前妻方から後妻のもとに使者が立てられ、その口上で「御覚悟これあるべく候、相当打何月何日参るべく候」と後妻打ちに行く旨を知らせる。

いやこれ悪いのは後妻じゃなくて夫の方でしょうよwww

浮気されたとき、男性と女性では恨みの対象が違うといいますが、
こんな昔から変わりないんですね(^_^;)

能の中でも、前妻が後妻を「懲りたか、懲りたか」とぶっ叩きますw
怖い怖いwww

なお、本日の狂言も、
「神様のお告げで結婚相手を見つけたが、ブサイクだったので逃げ出してきた」
という、どこぞの意識高い団体から叩かれそうな内容w
どちらもアグレッシヴな内容で楽しめました( ´∀`)

このように、伝統芸能は難しく考えずとも楽しめるのです。
皆様もぜひ、能楽堂に脚をお運びください。

最後に、ウィキに置いてた後妻打ちの絵をどうぞ
めっちゃ人数多いやんけwww

あ、でもちゃんと帰宅後ローラー回しましたよ

置きっぱ効果絶大w

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